2月は久しぶりに地元仙台や実家でゆっくり過ごしました。
2/17は
七ヶ浜のボランティアセンターで
「国際ヒーリング看護協会(IHAN)」のみなさんと一緒に活動しました。
IHANは、千葉に本拠を置く看護師さんたちのNPOです。
震災からずっとこの宮城の七ヶ浜町に来て
健康体操やアロママッサージ、レイキヒーリングなどを提供してくれています。
避難所から仮設住宅へ
そして一部の方はまた別の住まいへ
被災された方々の生活も変わり
活動場所もそのたび転々と変わりましたが
もうすっかりなじみになっている方々が
毎回 必ず顔を見せにきてくれます。
今回は
IHANの中さんや新田さんの健康体操やアロマグッズづくりに加え
東京や神奈川からエネルギーワークの鹿子先生 気功の小田切先生
地元からレイキの小澤さんや腱引きの内海先生が参加されていて
一段とにぎやかでした。
私は先生方の施術の後半から
クリスタルボウルで会場全体に音響ヒーリングをさせていただきました。
ボランティアセンターは町の生涯学習センターの中に置かれていて
夕方になるとボランティアの方々が次々に戻ってきました。
何人かの方が いい音だね〜何の音〜?と覗きにきて
そのうちみんなに混じって横になり 眠ってしまいました。
すうすう寝息を立てているボランティアさんをみていると
なんだかちょっと嬉しくて
クリスタルボウルよ
みなさんを深い眠りで包んでおくれ
そして今日の疲れを取り去っておくれ
クリスタルボウルたちに
そんな言葉をかけたい気持ちになりました。
( クリスタルボウルたちは
いつもそうしてくれてるんですけどね・・・^^;)
演奏が終わってしばらくすると
目覚めたみなさんが口々に
あ〜よく寝た〜
あ〜すっきりした〜!!
私もすっきり!!
よい時間をすごさせていただいた日曜日でした。
これは高台にある生涯学習センターから降りてくる途中
海の方向の眺めです。
草も木も何にもない大地に土の山だけが見えます。
これはふるいにかけた土を土盛りしたものだそうです。
津波をかぶった土地は
金属片やら何やらが混じっていて
何度もふるいにかけて土に帰らないものを取り除かないと
畑にも田んぼにも宅地にもできないそうです。
そういえば昨年12月に
県南の山元町に出かけた時にも
津波をかぶった海寄りの土地に同じような盛土が点在していました。
復興というのは
除塩以前にこういうことから
順々にやっていかなければならないのですね。
被害のあとを丁寧に片付け
再び人が住める土地 耕作できる土地に戻すこと
そこから始めなければならないんですね。
この、土をふるうところまでくるのに二年です
ここから先の
道のりの長さを思うと気が遠くなる気もします。
でも 同時に
あの惨状の後
自分たちの暮らしを立て直しながら
ここまで丹念に瓦礫を片付け
土を選り分けてきた人間の力のすばらしさにも
あらためて心を打たれました。
人間って 力を合わせると
とてつもないことをなしとげてしまえるものですね
だからこそ その力を何に向けるかが大事なんだ
そんなことを思いながら帰ってきました。