出前活動

東北大学青葉山キャンパスにでクリスタルボウルが響いた!!

みなさま!!

10/21は東北大学の青葉山キャンパスで

クリスタルボウルを奏でてきたんですよ〜♪

この日「青葉山ラーニングコモンズ」で開かれたのは

虫明 元 先生(東北大学大学院 生体システム神経学分野教授)と

里見まり子先生(宮城教育大学名誉教授・即興舞踏家)による

「脳科学と身体表現のコラボレーション・ワークショップ」!!

 

それまでの理学部 薬学部 工学部に農学部が加わった

東北大学の青葉山キャンパスは

美しく広大な芝生の敷地の中にゆったりと講義棟や実験棟が点在する

まるで外国にいるような場所でした(大げさかな^^;)

 

おっと そんな会場で開かれた今回のワークショップは

 

「からだの感覚に耳を澄ませ 感覚のアンテナを伸ばしていくとき

脳にはどのような変化が起こるのか?」

 

「からだとからだでの ノンバーバルなコミュニケーションによって

どんな新たな地平が開かれていくのか?」

 

脳と身体表現の専門家がそんな興味深いテーマで身体と認知の関係を探る

わくわくするワークショップでした

 

最初は脳の専門家の虫明先生によるレクチャー!!

体験によって 脳の反応箇所がどのように変化するか

模型を使いながら 楽しく説明してくださいました

 

 

続いて里見先生の身体のワークショップです

さりげなくからだで遊ぶウオーミングアップ♪

さまざまな年齢層のみなさんが参加されていたのですが

いつしか皆さん笑顔になって緊張も解けた様子

 

最初に 輪ゴムや新聞紙など

日常にあるもので一人遊び

 

素材と遊びながら

のびちぢみ 重さ 軽さ 音 動きなど それぞれの特徴を

身体で感じ取っているのがわかります

 

続いて ワークは そばの誰かとペアで

やがて3人で さらに もっと大勢でと進んでいきました

いつもながら里見まり子先生のリードは楽しくて絶妙です

 

 

言葉を使わない が お約束で

素材を媒介にしながら からだで関わる

皆さんの動きが 時に楽しく そして美しい💕

 

出会った人と人がからだで奏でる音楽のように感じました♪

参加者のみなさんの動きを眺めながら

気がつけば私も 一緒に踊るようにクリスタルボウルを奏でていました

 

素材やひととのかかわりを味わった「からだ」に先導されて

自然に表現が生まれていく・・・

そのプロセスがもう すてきでした

 

最後は 参加者全員が 大きな窓の向こうに広がる

緑の芝生と青い空に方向かって

ひとつの有機体のようになって踊っていました

 

みなさんの踊りに呼応するようにおひさまの光がきらめき

まさに自然界も一緒に 踊っているようで

演奏しながら何とも言えない恍惚感を感じました

 

みんなが個を超えた一つの生命体になってそこにいる

そんな感動に満たされた光景でした

 

虫明先生のお話では

私たちは からだの感覚に集中すると

思考から自由になるのだそう

 

そして「音」は

思考を超え 一瞬で脳の深い部分に作用する

そんな力を持っているんですって

 

今回のワークショップには

「孤独化・孤立化を越える力としてのアート」という

裏テーマがあったそうなのですが

「身体」と「遊び」という切り口をもとに

「孤独」や「孤立」を超える世界を

見せていただいたような気がしました

 

こんなワークショップに参加できて幸せでした

 

里見まり子先生  虫明 元先生

そしてご一緒させていただいたみなさま

すてきな体験をありがとうございました

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