新しい年もあっという間にひと月が過ぎ
2月に入りました。
2/1は
「NPO法人日本ホリスティック医学協会」北日本支部による
「ホリスティックヘルス研修会」が開かれ
私も第三部の講師として参加してきました。
この「ホリスティック研修会」は協会がずっとあたためてきた企画で
協会の基本概念でもある「ホリスティックな生き方」を提案し
そんな見方や生き方の輪を広げていこうというものです。
さまざまなテクノロジーや医学の進歩・発展によって
私たちは豊かさと便利さ 快適さを手に入れ
昔とは比較にならない長い寿命を手に入れました。
しかし
便利になり 豊かになったはずの現代
こころやからだの不調を訴える人々はむしろ増え
過労死や孤独死
高齢化社会
自然破壊に端を発する さまざまな環境問題や社会問題が
顕在化しています。
どうしてこうなってしまったのだろう
いったい 社会で 自分のまわりで
自分のからだやこころの中で
何が起こっているのだろう
大震災のあとは とりわけ
自然に畏敬の念を持ち
自然と対話しながら生きてきた先住民の人々の智慧が見直されたり
どん底の状況の中で
自然の世界から智慧をもらい
無農薬のりんご栽培を実現した木村さんに注目が集まったり
目に見えない祈りの力が見直されたりしています。
自分はどんなふうに
かぎりある人生を生きたいのだろう
自分にとって 健康で幸せな生活とは
どんなものなのだろう
自分自身の主人として
自分のいのちと人生を考える
今こそ それが大切な時なのかもしれません。
仙台での研修会は
第一部「ホリスティック」という概念についての講義
第二部「ホリスティックな生き方〜ホリスティックで実践的なアプローチ」のお話
第三部「ホリスティック・ケア」の体験ワークショップ
という構成でした。
第一部 第二部の講師は
仙台で統合医療を実践している朴澤耳鼻咽喉科の朴澤孝治先生でした。
現代の医療の到達点や限界
そして 私たち自身に役立つホリスティックな視点とこれからの医療について
豊富な資料を交えながらのお話
そして会場のみなさんとの
双方向のディスカッションと続きました。
第三部では
ヨーガライフシステム研究所の誉田和子さんと私が
ヨーガと呼吸法 そしてクリスタルボウルで
くつろぎのホリスティックケアのワークショップをおこないました。
朴澤先生のお話を聴きながら
改めて
ひとがからだ こころ さまざまな目に見えない層から出来上がっていること
また家族や職場 近隣のひとびととの関係性だけでなく
植物 動物 自然環境
さまざまないのちとの相互交流の中で生かされていることを感じました。
自分自身の身体も
たくさんの細胞でできあがった小宇宙
そして
からだとこころにエネルギーが宿った小宇宙
幸せな人生とは
自分の中でも
また 外の世界とも
呼吸するように
無理のないバランスで
相互交流しつつ存在している状態ではないでしょうか
東北各県そして東京や関東圏から参加してくださったみなさんで
早々満員御礼
みなさん これからの生き方
自分が望む健康な暮らしを考えておられ
ディスカッションもとても活発でした。
「ホリスティック」
それは私にとって「つながりを思い出すこと」です。
自分のからだとこころ
目に見えているものと見えないもの
私と地球
私とあなた
私とわたし・・・。
そのあいだにあるつながりを
思い出し 回復することが
ホリスティック=全体性の回復 だと思いました。
また こんな機会に
クリスタルボウルと関わっていけたらと思います。
ご参加のみなさま
ありがとうございました。