演奏会

天河神社復興音楽祭 その1〜丹生川上神社下社

天河神社での奉納演奏を終え、昨夜無事に奈良から帰ってまいりました!!

天川 1ー④

今回もフェリーに乗って
名古屋港経由で関西に向かいました。

下船したあと、友人のセラピスト、奥田耀子さん、早川香里さんと合流してランチ。
見知った顔に会えるってほっとします。
楽しいおしゃべりのあとリラックスして奈良へ向かいました。

汗がしたたる猛暑の奈良
車から三輪山さんにご挨拶して
天川村に向かいました。

ふと見ると進行方向には銀鼠の雲
そのうちぽつぽつと雨がふりだし 
やがてワイパーが振り切れるほど動かさないと見えないほどの雨になりました。

いくつか川を渡り蛇行する道を走っていくと
雨が少し弱まり
気がつくと「丹生川上神社下社」というのぼりが目に入りました。
横を見ると確かに神社がありました。

丹生1

不思議なことにその時
神社の屋根から赤黒く光る太く長い生き物が
後方の山に這い昇っているように見え
思わず車をおりて お参りしました。

車に戻りかけた時声をかける方があって
それは宮司さんでした。
拝殿にお招きいただき
中から後方の丹生山の上部におかれた本殿を参拝させていただき
お話を伺うことができました。

なんと言うタイミングなんでしょう!

この神社の御祭神は闇龗神(クラオカミのカミ)という
イザナギ、イザナミ二尊の御子神である水の神様で
「人生の聴こえざる深山に宮柱を立て祭祀せば
天下のために甘露を降らし、霜雨を止めむ」という
御神誨(ごしんかい)によって創建された古社であるそうです。

目を引いた柿渋のような色の柱は
柱ではなく
拝殿から本殿に続く急な階段にかけられた屋根だったのです。

あまりにも急勾配なために
正面からは屋根の上に直立しているように見えたんですね。

丹生2

(近くでみると階段の屋根はほとんど見えません)

こんなお話を伺っている間に
雨ばかりか雷鳴といなずままで轟きはじめました。

雨だなあ...と思ってると
宮司さんが私が考えていることがわかったかのように

「ここは水の神様の神社、龍神さまがお使いです。
雨や雷鳴、稲妻は龍神さまの印、
雨の時には一番歓迎されているということで
天気予報で奈良が雨の時にわざわざ訪ねてこられる方もいるんですよ。

ある方はなかなか雨に会えず
何度目かのお参り中に雨が降ってきたら
境内に駆け出して大喜びでずぶぬれになっておられましたよ。

そしてこの神社も
天河さんとはつながりが深いんですよ...。」

そうか
雨は水の神様
そして龍神さまの歓迎の印・・・

そして天河さんとつながりが深い神社・・・

そこへ
天川からの帰り道と言う一人の女性がお参りにこられ
「天川、すばらしいエネルギーでしたよ。」とおっしゃるではありませんか。

宮司様から御下賜のくだものをいただき
これから向かう天川に
ますますわくわくしながら
いつの間にか小振りになった雨の中を
出発したのでありました。

さて次はいよいよ天川村です・・・

   (続く)

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