今夜は満月
時満ち
形となり
産み落とされる日
そんな満月のエネルギーを感じる嬉しいことできごとがあった
ひとつ目は子宮筋腫が見つかって悩んでいた友だちからの報告
「検査に行ったら筋腫が小さくなっていたの!!」
このあいだ会った時 検査で筋腫が見つかり
筋腫だけの摘出は難しいと言われ
先々のことを考えてすっかり落ち込んでいた友
その友からの嬉しい知らせだった
実は昔 私も子宮筋腫が突然多発し
生活にも支障を来すほど出血と貧血が重くなり
断層写真を見せられ
全摘手術を提案され
驚きと悲しみで茫然自失になったことがある
何件 病院を回っても同じ診断結果しかでない状況に打ちのめされ
とうとう こんな思いが浮かんだ
もともとなかったものを作ってしまったのは私
筋腫は突然現れたのだろう
子宮の中に生まれたたくさんのこぶこぶは
いったいなにを語っているんだろう
手遅れかもしれないけれど
自分で子宮に 筋腫に聴いてみよう
重苦しい子宮の当たりに手を当てながら
語りかけ 瞑想した
子宮と一緒に踊り 出てくるままに 色で 動きで 形で表していった
私の子宮は怒っていた
自分の女性性や尊厳をないがしろにした生き方をしていることに腹をたて
お前にはもう私などもう必要ないんだろうと
怒りながら泣いていた
ああ
私の筋腫は怒りと悲しみの塊だったのだ
私は申し訳なさでいっぱいになった
子宮に謝り
働き方や人間関係を変えていった
半年ほどたった検査では
筋腫がほとんどわからないぐらいに小さくなっていた
信じられないかもしれないけれど・・・
私はそんな話を 友にしたのだった
友はそれから毎日
自分の子宮のあたりをなでながら
筋腫や子宮に話しかけたのだそうだ
ほかにも統合医療を学び 知識を集め
オイルマッサージやホメオパシーなどを併用しながら
思い当たった暮らし方や考え方を変える努力をしてきたそうだ
いろいろな要素が関係しての現時点の状態だとは思うけれど
彼女が主体的に自分の身体と向き合ったことをほんとにすばらしいと私は思う
そして まず自分で自分のからだの声を聴こうとする意識が
どんなに可能性に満ちたことか
自分の体験を思い出しながら あらためて感じたのだった
そして月が昇る頃
こんどは見知らぬ方からメールが届いた
それは「ありがとうヒーリング」のCDを聴いてくださっているという
がん患者の会の方だった
メールには、患者の会で身体とメンタル面双方のサポートにつながる企画をしていること
そしてその活動で「ありがとうヒーリング」のCDと出逢ったことが書かれていた
メールはこんな言葉でしめくくられていた
「クリスタルボウルは、苦しみの魂を癒します。
まちがいなくスピリチュアルペインの対処法のひとつだと確信しております。
酷暑が続いておりますが、どうぞお元気で。」
嬉しくて涙があふれた
まるで言葉の贈り物だ
何てありがたいことだろう
お月さま
満月の夜に 感謝です