音・旅・自然

今日は送り盆

暑い日が続いていますが
いかがお過ごしですか

今日は送り盆

お盆で帰ってきたご先祖様を
送り火を焚いてお見送りする日ですね

私は13日から
ふるさとに里帰りして
我が家のお墓と
親戚のお墓参りをし
夜は迎え火を焚いて
懐かしき人々をお迎えしました

翌日は
一人暮らしの
高齢の叔父さんや伯母さんを訪ね

近況など聴きながら
お茶っこ話✨😆✨

自分も歳をとっているのだから
あたりまえではありますが

故郷に帰るたび
年々 目上の方が
少なくなっています

家族や親戚でなくても
直接に話を聞くことのできる間柄の人がいるのは
ほんとにありがたく
貴重なことだと思います

お年寄りのお話は
もう 全部が全部
事実じゃないかもしれないし
誇張されたり
まだら記憶になっているところも
あるかもしれないけれど

それも含めて
歳をとった人の
顔を見ながら聴かせてもらう昔の話
今の思いは

日焼けした顔と 皺の奥の小さな目と
ちょっといがらっぽくなった声と一緒に
じんわりと染み込んできて

その人がどんな体験をしてきたのか
そして 人が歳をとるとはどういうことか

からだの中に
響いてくる気がしました

今回は
おじさんから
LINEの使い方がわからないんだと言われ

私のわかることだけですが

送受信やハンズフリー通話や
テレビ電話(と言っていいのか😅)などを教えてあげて
何回か確認の練習をしたら

ありがとうよ と
それは喜んでくれて

持ってけ 持ってけと
不自由な足を引きずりながら
庭の野菜をいっぱいもいでくれました

私の方が
おじちゃんの役に立てた〜と
嬉しかったんですけども

ありがとう
おじさん😅💦

ほかにも
初めて おじいさんの作ったという尺八を見せてもらい

さらには 実は と
おじさんが若い頃弾いたというギターまで初登場し

おお 私の音楽好きは
このへんからきていたのかも と
自分のルーツを感じたりする出来事もありました✨☺️✨

お墓参りをしながら ふるさとを歩く

お年寄りの顔を見に行く

そんな時
ご先祖様が ふと

私たちにとって大事なこと
私たちの中に流れ込んでいる何かを
思い出させてくれるのかもしれません

お見送りの
精霊牛も作りましたよ

くるときはきゅうりの馬で飛ぶように帰ってきてね

帰るときは茄子の牛の背に揺られて
ゆっくりゆっくり帰ってね

牛に乗っていただくのは
日暮れてからでいい

お盆の最終日
どうぞ
自分に連なる方々に心を馳せ

ともによい一日をお過ごし下さいね

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