こんばんは
三連休は いかがお過ごしでしたか?
私は先週
満月から7日まで
縄文好きの友人に誘われ
久しぶりにドライバーになって
片道8時間 車を飛ばし
諏訪大社と八ヶ岳に出かけてきました
充実した旅でしたが
なにせ行き帰り片道8時間の運転
帰ってきてからなかなか眠気が抜けず
土日のクリスタルボウル講座も
クリスタルボウルの音で
眠ってしまうんじゃないかと心配でした
しかし 普段以上にインスピレーションがわいてきて
とても充実した時間になりました
(ただし 終了後は2日とも沈むように爆睡してしまいました ^^; )
クリスタルボウルが 必要な休息を与え
たっぷり浴びてきた諏訪湖と八ヶ岳山麓の土地のエネルギーを
からだのすみずみまで
行き渡らせてくれた感じです
私がひたってきた 諏訪と八ヶ岳のパワー
写真で少し お届けしますね
今回の旅の最初の目的地は「諏訪大社」
「諏訪大社」は 岡谷市 諏訪市 下諏訪町の
二市一町に広がる「諏訪湖」のまわりの
上社前宮 上社本宮 下社春宮 下社秋宮
の四つのお宮の総称です
実は私 以前に2度 一人で上社を訪ねています
しかも最初は
もう20年以上も前のことで
当時 神社などには興味のなかった私が
どうして遠く離れた長野県の神社を訪ねたのか
思い出そうとしているのですが
思い出せません
ただ
ネットで
木立の中の 古色蒼然とした前宮の写真を見て
強烈にその場所に立ちたいと思ったという
記憶があります
それで行ってしまったんでしょうね ^^
巨木や巨石を見ると
会いに行きたい
触れてみたいという思いが湧いてきて
あちこち出かけ始めた頃でした
四つのお宮の中の最古のやしろ 上社 前宮(かみしゃ まえみや)
鳥居をくぐり十間廊と内御霊殿の間の石段を登り
200メートルほど山裾の方に歩いたところに
木立と4本の御柱に囲まれたやしろが見えてきます
社殿のかたわらには 水眼(すいが)という名水のせせらぎがあり
この日も蝉しぐれにまじる清冽な水音に
一気に涼やかな心持ちになりました
上社での神事の前には
この水眼の水で精進潔斎をすることが習いだったそうです
前宮では
水眼の清水をいただき
クリスタルボウルの音を奉納させていただきました
前宮 社殿前
古代の自然信仰 精霊信仰を感じる場所でした
続いて 下社 本宮(しもしゃ ほんみや)へ
広々とした境内には欅の巨木たち
また 天の逆鉾など 巨石がしずまり
心地よい風が吹きわたる 信州一宮の 神社でした
本宮の御柱
第一の御柱と天逆鉾の前にて
この前宮から 守矢資料館を経て 本宮に連なる一帯は
独特な土地の気を感じる場所でした
翌日は下社春宮へ
春宮の御柱です
諏訪ではどのお社も4本の御柱(おんばしら)と呼ばれる
巨大なもみの木の柱が四隅に建てられています
境内には
御神木の杉をはじめ
みごとな巨木たちが静かにたたずんでいました
春宮の境内から
砥川を渡り「浮島」を通って「万治の石仏」に向かう道ががまたすばらしかったです
春宮は御神体が杉の木だそうですが
木と水と風 そして石
自然界の精霊たちを感じながらの散策でした
すばらしいエネルギー・・・
続いて秋宮へ
秋宮 神楽殿
後方に拝殿があり 両側に御柱が見えます
それぞれの神社と史料館を訪ねながら
ミシャグジ信仰と呼ばれる
古来から続く
独自の自然の精霊信仰のあとを訪ねました
その後は
八ヶ岳山麓の
茅野市「尖石縄文考古館」を訪ね
5000年前にこの地で花開いていて
世界有数の縄文文化圏の遺跡と
縄文のビーナスや 仮面の女神
その他 美しい土器や土偶なとのすばらしい出土品の数々を
見学してきました
この八ヶ岳山麓の縄文大文化圏の発見は
宮坂英弌先生という
ひとりの学校の先生が
若い頃にたまたま参加した発掘調査から
自分たちの暮らす土地の下に眠る
遠い祖先の歴史の解明に心惹かれ
何十年にもわたって
家族総出の手弁当で
こつこつと発掘を続け
その丹念な調査の積み重ねから明らかになる世界に
一人また人と心動かされる人々が増え
生徒となり仲間となり助力者となっていく中で
全容が明らかになったのだそうです
「情熱を持ったひと一人」
その力の大きさ 偉大さにも
感動した信州の旅でした
古代から
私たちの祖先は
その土地の自然の力を感じ取り
その力を神とし畏れ敬って生きてきたこと
そして
神の力のよりしろである
石や大樹 森や川 山に祈り
大いなる力を我が身にいただこうと
土器や装飾品に描いてきた
祈りの力のこもった文様やシンボルのエネルギーを
身をもって感じた旅でした
私たちの中にも
そんな遺伝子が
きっと受け継がれているはずです
自然を敬い
自然に親しみ
こどものように
自然と語り合う
そんな心と時間を
大事にしたいですね✨
諏訪に関しては
もう一箇所
ご紹介したい場所があるのですが
それはまた後日
それでは
また💕