音・旅・自然

連休 ~ 南三陸町に行ってきました

三連休の初日は南三陸町へ出かけてきました。
二ヶ月ぶりの南三陸町。

南三陸町 9月-1

前回と同じように本吉側から入っていくと
あちらこちらの地べたを埋め尽くしていた漂流物や瓦礫 破損物の山が
随分片付けられ 土地や道路が少しずつ整えられてきているように見えました。

南三陸町 町並み

とはいえ 
ちょっと目を移せば あちらこちらに瓦礫の山や 半壊の建物
復興の前に(少なくとも同時進行で) やらなければならないことが山のようにある
そんな大変な状況に変わりはないと思いました。

長い長い時間がかかることだと思います。

今回は現地に宿を取って 友人親子と合流し
友人を訪ね 遠方からはるばる来てくださった細川さち子さんと共に
この半年を語り合ってきました。

友人は6月上旬に 避難所から仮設住宅に移り 遠距離通勤しながら家庭と仕事の毎日を過ごしています。
みなさん 家や家財をすっかり流されての生活で
何が足りないのかも暮らしてみてはじめてわかるような生活で 夢中でここまできたそうです。

でも 避難所でいつもみんなが一緒にいて 声を掛け合ったり子どもや年寄りの世話をしあったりしてきたので
仮設でも 自然と声の掛け合いが続いていて 励みになっているとか。

それから 日本中 世界中から
これまで 訪ねてきてくれたことがないような人たちがやってきて
瓦礫の撤去や工事を始め さまざまな作業の手伝いや 援助をしてくれていること

学校での授業や 町のイベントに 世界的に有名な方が来て 話してくれたり
演奏や演技を披露してくれたりして ほんとうにありがたいと思っていること

我が子も 初めて会う人に物怖じしなくなって 人好きになった気がするという話など
印象深かったです。

震災で失ったものは計り知れないけれども
それをきっかけに 人間のすばらしい部分と可能性をも
私たちはたくさん 思い出させてもらっている気がしました。

この日の宿で 友人たちはじめ ご希望の方にクリスタルボウルでリラックスしてもらおうと思ったら
日本人のお客様たちに混じって
ちょうど気仙沼 南三陸町 石巻を ミュージカルのワークショップで訪問中の
「The Young Americans」というアメリカのNPOのメンバーが 聴きにきてくれました。

南三陸町 みんなでぱちり

演奏の後 音楽の話がはずんで 生ギター弾き語りも聴かせてもらいました。
音楽は世界の言葉だ!?
不思議な展開に私も???

友人の息子のMちゃんは ここでも大胆にコミュケーションしていました。

台風が来るという予報だったのに
翌朝はすばらしい天気。

南三陸町 朝日

太平洋から昇る美しい太陽を見ました。

別れ際 友人に 三重のカルティベイトさんからいただいてきたアロマスプレーを渡しました。
とっても喜んでもらいました。 
三重と南三陸の橋渡しができて 嬉しかったです。

帰り足で『Cafe G』に。
南三陸町に来ると 必ず立ち寄ってしまう 海の見える静かなカフェです。

通好みの珈琲と視界いっぱいの海
そして いつもすてきな音楽が流れている
教えたいような 教えたくないような すてきなお店です。

裏メニューの超濃厚ソフトクリームは
忘れられない味

お近く通りましたら
ぜひ ふらっと立ち寄ってみてください。

カフェG

この看板が目印。

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