演奏会

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます

りゅうひめ

昨年は東北大震災という出来事を経験し
大切な人との別れや土地との別れを味わいました。

経験したことも無い津波や地震に
自然界の猛々しさを見せつけられ
翻弄されるだけの自分のちっぽけさを思いました。

原発の事故では
自然界と相いれないものに依存しながら
人間中心の視点で生活してきたことを
改めて直視させられました。

しかし同時に
全国のみなさんからの祈り
書き尽くせない支援
東北の仲間同士の励ましあいや支えあいから
生まれて初めて経験するほど深く
人間の中にある美しい心 気高さ すばらしさを
味わいました。

そして今
再び 蘇ってきた慈母のような自然界の姿にも 
癒され 力をいただいています。 

共に生きる人や自然と調和して
しあわせに暮らす生き方を 選んでいきたいと思う2012年です。

みなさまには
震災直後から
ご心配や激励をいただき ほんとうにありがとうございました。

夏の演奏旅行でも
いただいたお励ましの数々に
活動を続ける力をいただきました。

クリスタルボウルを通していただいたみなさまとのつながりに
改めて感謝でいっぱいです。

今年も クリスタルボウルで
静けさと安らぎをお届けし

アートセラピーや トランスフォーメーションゲームで
自分自身の声を聴くお手伝いをしていきたいと思っております。

今年が 調和と幸せに満ちた新しい世界への
はじまりの年になりますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

※ 小さなお話

    
    
  年末のことです

  年賀状を書こうとしても
  なんと書いたらいいかわからず
  何日も ペンを握ったまま途方に暮れていました

  暮れになって 急に何かを描きたくなって 
  画用紙を取り出しました

  画用紙を眺めていると 突然
  震災の後 全国のみなさんにいただいた有形無形の愛情の数々が 次から次へと思い出され
  感謝で胸がいっぱいになり
  涙があとからあとからあふれてきました

  手が大きなピンクのハートを描き
  描き上がると 隣りにもうひとつ ハートを描きました

  しばらく 二つのハートを眺めていると
  間から金色の線が立ち昇りました
  そして それは 金色の龍になりました

  龍は宇宙の高みに駆け昇ると
  一回り美しく旋回して 中空に漂い 地球を見おろしています
    
  彼女の下に見える地球は
  いつもの青い星ではなく
  なぜかピンク色に光っていました

  目を凝らしてよくよく見てみると
  地球のあちらこちらから
  一つの場所をめざしてたくさんのハートが集まって
  その場所がまるで花が咲いたようにピンクに染まっていたのです

  花びらのように重なる たくさんのハートの間から
  陸中海岸やいわきの 見覚えのある海岸線が見えました

  世界中からハートが届けられていた場所
  それは日本
    
  東北でした

   
  ハートの花でいっぱいの日本と
  今この瞬間も 地球のそこかしこから届けられるハートを
  龍は何とも嬉しそうに ここちよさそうに眺めているのでした

  あなたの中の 最も美しい光を
  忘れないようにしなさい

  そんな声が聴こえたような気がしました
    

   これは
   龍が教えてくれたお話です

    
   龍の年 2012年が
   私たちにとって
   地球にとって
   
   光と喜びの一年になりますように

   

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