三連休の中日
いかがお過ごしですか
私の住む宮城県は
昨日は記録的な大雨で
警戒警報と避難勧告が流れっぱなしでした
河川の決壊や土砂崩れ
浸水や断水など 影響が出ているところもあります
被害が大きかった地域のみなさんの健康と
１日も早い復旧を祈っております
さて
異常気象や自然災害があたり前になってしまった昨今
そこにコロナや 戦争 経済不安など
予想もしていなかったことが
次々と起こっています
今朝はふと読み返したくなって
鎌倉時代の古典『方丈記』を読み返しました
冒頭部分は
どこかで聴いて記憶に残っているという方も
多いかもしれません
冒頭部分はこんな風に始まります
「行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある、人と栖と、またかくのごとし。
（中略）
朝に死に、夕べに生まるる慣らひ、ただ水の泡にぞ似たりける。
知らず、生まれ死ぬる人、いづ方より来りて、いづ方へか去る。（後略）」
意味はこんな感じです
「流れる川の流れは絶えることがなく
それでいてその水は刻々移り、もとの水ではない。
流れの淀んでいるところに浮かぶ水の泡は
一方で消えたかと思うと 一方ではまた生まれ
いつまでもそのままということはない。
世の中の人も住まいもまた、同じようなものである。
（中略）
朝に旅立ついのちがあるかと思うと 夕方に生まれるいのちがあり
この世のならひは 全く水に生じては消えていく泡と似たものだ。
生まれ そして死んでゆく人は
いったいどこからやってきてどこへ去っていくのだろう
私にはほんとうのところはわからない。（後略）
この世界は
流れる水に浮かんでは消える泡のように
すべて永遠のものなどはなく
移り変わっていくものなんだよ
私たちは家や財産 人など
生きている間にいろいろなものに執着し
それを得ようと必死になり
それがが奪われれば嘆き悲しみいきどおるけれど
この世界は永遠にかわらないものなどはなく
すべて朝顔についた露のように
落ちて消えてしまう一瞬のものなんだよ・・・
自然界でも人の世でも
予期せぬことが次々に起こり
昨日までの生活が突然がらがらと崩れてしまうような現代
変化に疲れ
これからの日々に不安を感じる今
鴨長明の言葉を読んで
私は何かほっとするものを感じます
鴨長明は
父は京都の下鴨神社の最高位の神官で
自らも同じ地位につくはずだったところが
一族の中の者にその地位を奪われ
不遇の中で出家し
都を離れ山里の小さな庵にこもり
世間とは距離を持ちながら
僧侶としての務めの傍ら
随筆や仏教書を書き
和歌を詠み音曲奏でて過ごしました
鴨長明の生きた時代は
大火 台風 大地震 と自然災害が相次ぎ
多くのものが破壊され 人々が亡くなり
さらに大飢饉や疫病が蔓延し
社会不安が高まる中
貴族の没落と武士の興隆など
大きな時代の変化もあり
自然界も人間の社会も心も
混乱を極めた時代でした
次々に不測のできごとが起こる現代と
酷似している気がします
そんな時代を生きた鴨長明の
すべては移り変わるもの
それがこの世の習いという言葉と
自分に還る生き方は
諦観にとどまらないものを感じます
不安や嘆きに居続けるのではなく
起こってくることをそのまま受け入れ
自分に還り淡々と
自分が選んだようにその日を生きる
その大切さを教えてくれている気がします
起こることは予測はできませんが
思いつく準備をしたら
淡々とその日自分がすることに戻る
『方丈記』を読んで
クリスタルボウル 講座や しあわせ自分生き講座
そして ネクストステップなど
おひとりおひとりが
自分軸人生を創り上げていくお手伝い
そこにまた戻ればいいんだと思いました
三連休
どうぞすてきな連休をお過ごしくださいね
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１８日は午後から
ゆったり寝転べる和室で
クリスタルボウルの音の海に浸っていただけます
クリスタルボウル での
個別のワークとメッセージもついています
からだとこころを解放し
次元を変える波動三昧の午後
ひたりにいらしてください♪
