カリフォルニアでアートセラピーのワークショップに参加した帰りに
足を延ばして
オレゴンとの州境にそびえるマウントシャスタに行ってきました。
1、2月と雪が多かったそうで
白い雪をまとったシャスタ山が
神々しい姿で出迎えてくれました。
お膝元のマックラウドの町に滞在し
シャスタのエネルギーにたっぷりと浸ってきました。
忘れられない出会いがたくさんあって
まだまだ余韻の中にいるのですが
特に心に残っているのは
6合目の崖から見た広大な夕暮れの風景の美しさと
日没のあとの深い静けさです。
雪をいただいた遠くの山々
そして雪をかぶった 針葉樹たち
世界が一つになって
沈黙の中
暮れていく一日を味わっているようでした。
気がつくと
すみれ色の空に紺青が広がり
ヴィーナスが輝きだしていました。
わたしはすべてであり
すべてはわたしである
耳を澄ませば澄ます程 深くなっていく無音の世界の中で
今迄に味わったことのない
世界との一体感を感じました。
「神」を感じるとは
あのような時間をいうのかもしれません。