この連休は
今も定期的に被災地訪問を続けている「ヒーリングプラネット」のみなさん
地元福島の郡山やいわき在住のボランティアのみなさんと
いわき市の薄磯地区、平地区を訪ねました。
薄磯の会場は
震災直後から地元のみなさんの集会場となってきた修徳院さん
平では雇用促進住宅の集会場でした。
ふれあい体操やハンドマッサージ 全身マッサージ
クラフト作品作り 歌など
みなさんに楽しんでいただきました。
今回のクラフトは来年の干支の酉のくるみ絵でした。
難易度の高い作品でしたが
集まってくださったみなさんは お互いにききあい教え合い
全員がみごとに完成させて 満足げでした。
目が遠くなった、歩くのがひどくなったなどと言いながら、
薄磯でも平でも
何度も何度もみなさんが
「ありがとね〜」「今日はここにきていがったよ〜」
「今日は久しぶりにみんなと会って、身体動かして、幸せだよ〜」
「来年のお飾り作って、私幸せだよ〜、ありがとね〜」と言ってくださるのです。
そして 見送る私たちに、
ありがとね〜また待ってるよ〜と、乗り合いの車から何度も手を振って
帰っていかれました。
昔の浜がなくなり 家がなくなり
子どもたちの世話になったり 集合住宅に入ったりして離ればなれ。
慣れない環境で過ごしているみなさんなのに。
今日自分が味わっている幸せに感謝し
目に前にいる相手にやさしい言葉をかける。
思いやりにあふれた
愛のこもった言葉から
たくさんの贈り物をいただきました。