個人セッション・講座

母との別れの悲しみが思い出させてくれたもの〜即興演奏「OTONAHI」

暑かったり 寒かったり
台風がきたり 地震があったりの1週間でしたが
いかがおすごしでしたか

私はこのところ
講座の間に

すべてのできごとは
意味があるという視点から
久しぶりに
自分の人生の振り返りをしています

今回は
いろいろなできごとが
なぜか母につながっていき
母との関係を振り返る時をすごしていました

私にとっては
父の存在感が
いい意味でも悪い意味でも大きかったのに比べ

母は
若く 弱々しく見え
守ってあげなければならない人のように
感じていました

しかしながら 一方で母は
家事や庭仕事など 
いつも一人で黙々とおこなっていて

私が近づいても 
手助けさせても 甘えさせてもくれず
ずっと距離が縮まりませんでした

そんな母は
父の死の翌年に癌が見つかり
症状の進行とともに
仙台の総合病院から
私が情報を集めた四国の病院に転院したのですが
1ヶ月と少しで亡くなってしまいました

私は母の最期に2時間遅れで間に合いませんでした

私はまだ生きているような母に
生まれてはじめて抱きついて
顔や髪をなでながら号泣しました

私の中には
その時の悲しみや罪悪感がまだまだ残っていて
今回は その感情を深く味わいました

そして
どんなことにも意味があるなら
あの母との別れ方にはどんな意味があるのだろうと自分に問いました

やがて
浮かんできたことがありました

ひとの 生きる力
いのちの力をそいでしまうものは何なのか
生きがいを失くさせてしまうものは何なのか
それを明らかにしたい

そして

ひとの生きる力はどこからわいてくるのか
何によってひとは
いのちの力を高められ 強められるのか

私はそれを知りたい 
人の 生きる力につながるものをつかみたい

そして
今度こそ

それを提供できる自分になりたい

そんな思いが
自分の中にあると感じました

夏至からここまで
 
懺悔と鎮魂とよみがえりの「蔵王お山まいり」の日は
まさに母の誕生日でした

その後 いとこからの四国遍路の知らせ

9月に入り 
仙台で開かれた橋本久仁彦さんの円坐影舞で
父母をしのばせていただき

友人と振り返りのワーク

そして 毎朝毎夕 花と野菜の世話をするたび
浮かぶ 庭仕事が好きだった母の姿

今回 導かれるように
母との別れの悲しみを感じ直し

自分自身の
そして誰かの
いのちの力 生きる力を
少しでも高め 支える人間になりたい

という気持ちを思い出しました

クリスタルボウルも
そんな活動の相棒ですし

自分が生き延びてくるために助けになった 
こころとからだ そして見えない世界も踏まえたさまざまワークも
必要なひとのために役立てていきたいと思いました

ついつい熱く語ってしまいました
ここまでお付き合いありがとうございました

日曜日の体験会の朝に浮かんできた曲を
動画にしてみました

何かが訪れた
そんな朝の記録です✨

よかったら聴いてくださいね☺️

それではまた

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