音・旅・自然

セドナ・・・クリスタルボウルとの出会い その1

sedona 1

クリスタルボウルとの出会いを尋ねられることが多いのですが

一番最初にその音を聞いたのは
今からもう10数年前

毎日仕事で帰りは深夜
疲れて帰ってきても
あまりに疲れて眠る元気もない?という毎日でした

こころと頭を鎮めてくれる音を探して
インターネットで世界中の音源を探していた時

出会ったのが
声明
サヌカイト
そしてクリスタルボウルでした

全部書いていると膨大になるので
声明やサヌカイトについては
また別の機会に譲るとしましょう

私が最初に聴いたクリスタルボウルのCDは
Frank Lorentzen & john Virkmann の『ALPHA』でした。

alpha.jpg

出だしの最初の音から からだ中がほ~っとあたたかくなり
聴いているといつのまにか
頭の中から今日のこと明日のこと 
心配事が消えていきました

まるで
やさしくてあたたかい毛布が
全身を包んでくれ

いいんだよ
おつかれさま
安心しておやすみ

そういってくれているような体験でした。

その後
別の演奏家のCDも随分聴きましたが
彼の響きは やっぱり 今もって 大のお気に入りです

同じFrankの「Harmonic Resonance」もすてきです。

思えばその頃は
毎日
渇いたように
人の声や自然の音が聴きたくなっていました

休日もばたんきゅうで
自然の中にでかけていくこともない
今思えば不自然な生活だったので
自然界の周波数を身体が欲していたのかもしれません

その頃 私の中にしみ込むように入ってきたのは

風の音
波の音
鳥の声
そして

人の声と
・・・石の声 でした 

ジャズでもなくロックでもなく
自然のから聴こえてくる音

そして
クリスタルボウルの響きと出会ったのです

「ALPHA」 は 
シンセサイザーとクリスタルボウルのコラボレーションなのですが
おいしい水のように
す~っと全身にしみこんで
私にとってはなくてはならない音になりました

それから約10年後の 2006年
私はアリゾナ州のセドナに旅をしました

滞在した宿はちょっとかわったところで
滞在者がひとり静かに瞑想できる部屋が用意されていました

到着した翌日
その部屋に入ってみると
マリア様や仏陀
マザーテレサの写真が飾られた机の前に
真っ白いクリスタルボウルが二つ
置かれているではありませんか

びっくりしてスタッフのロバートに尋ねると
彼はいたずらっぽく笑いながら
こう言いました

「クリスタルボウルを知っているのかい?
 ここにいる間
 彼らはきみのものだ」

私は生まれて初めて
そこでクリスタルボウルに触れ

気がついたら毎朝毎晩
クリスタルボウルを鳴らしていました

神様がくださった機会としか思えません
ほんとうに不思議な
感謝の出会いでした

         (続く・・・^^)

* CDについて知りたい方は下記を

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