約一週間の近畿・関西の旅から帰ってまいりました^^
今回も太平洋フェリーで海の旅
二度目ということで少し余裕がでてきました
仙台港を5/27の12:50に出港
翌5/28の10:30まで
約22時間程の船の旅でした
夕陽が沈み 最後の光が雲を染めています
しばらくすると
広い空に星がまたたきはじめました
今回は長いこと
日が沈んだあとの海と空を眺めていました
移り変わる空の色
雲の色
そして虹色の光沢を持った織物のような水面の色
残光が弱くなってからの
刻々と移り変わる空と海の光景は
贅沢なオーケストラのようでした
さて翌日
11時前に予定通り名古屋港到着
初日の演奏地 岐阜県の恵那 にむかいました
中津川と隣接する恵那は
知る人ぞ知るパワースポット!
日本の原風景のような美しい田園が広がる一方で
ただならないエネルギーを感じる緑したたる山々が連なる
不思議な場所でした。
恵那という言葉は
古語の胞衣(えな)という音に漢字を当てたもので
もともと臍の緒や胎盤を意味するそうです。
近くの恵那山のふもとにある恵那神社には
天照大神の胞衣が納められているという伝説があるとか。
そう伺ったからかどうなのか
確かに何かを生み出すエネルギーが渦巻いている土地のように感じました。
http://www2.ocn.ne.jp/~ynhida/yamagatari/katari/enasan.htm
http://itc-matsubara.seesaa.net/article/149025137.html
さてその恵那で
今回はご縁があって「アークエンジェル恵那」という
たいへん興味深い集合住居におじゃましました。
この建物は一種のピラミッド建築で建てられているそうです。
一軒一軒の住まいは蓮の実とかどんぐりのような形をしており
それが銀河のように螺旋状に渦を巻いて配置されています。
建材は地元産のひのきや杉の白木です。
一歩室内に入るとぷ~んと白木の香しい香りがします。
壁面がそのままゆるやかな弧を描いて天井につながり
まるで教会のドームのようです。
演奏会の会場は共有スペースでもある「イネリム」
マリアさまの別名だそうです。
その名のとおり やわらかく優しい気持ちになる空間でした。
イネリムには二階があって
上にのぼる階段も壁に沿って螺旋を描いてつくられていました。
階段を上っていくとまるで巻貝の中にいるような錯覚を覚えました。
これが「イネリム」の外観です・・・このまま宇宙に飛んでいきそう!
そういえば
自然界にあるのは直線ではなくて曲線
植物が成長する時に描くのは螺旋のような弧でしたね など
思いつつ
この不思議に心地よい建物を探検してしまいました。
私は中にいるだけで脚の裏からぽかぽかあたたかくなり
それから何故かまっすぐに立てない
何か重力に異変が起っているような
そんな体感を覚えました。
いったい ここで音を出したらどんな感じになるのかしら・・・
わくわくどきどきしながら音出しをしてみましたが
予想通り
曲線の白木の壁を昇っていく響きの面白さ
やわらかさにびっくり
建物が一緒に歌っているような
それは心地よい響きでした
この日は名古屋のボイスヒーリングの小栗美奈子先生との
コラボレーションもおこないました。
http://blogs.yahoo.co.jp/archangelena/13765637.html
灯りを落とした室内に
天上から聴こえてくる小栗先生の神秘的な声・・・
クリスタルボウルを響かせながら私もうっとりしてしまいました。
こんな建物を建ててしまったオーナーさんはどんな方?と思いきや
オーナーの江田島さんご夫妻は
お花や樹木を愛し 地場産の食材でおいしいベジタリアン料理をつくることが好きな
とっても控えめで穏やかな方々でした ^^
しかしこの建物の完成までの秘話を話してくださった時には
穏やかなご夫妻の語り口にもやや力が入っていました。
完成迄にはさまざまな奇跡が起ったようで
伺ってやはり・・・^^;と思ってしまった私でした。
この「アークエンジェル恵那」はなんと賃貸で入居できるのだそうです。
もうあと2棟のみになったそうですが
いつでも見学を受け付けているそうです。
( だれか私に借りてくれないかな~^^;)
また、イベントホールは住んでいる方達の予定とぶつからなければ
ワークショップなどでレンタルすることも可能だそうです。
お近くの方
ぜひぜひ一度 訪れてみてくださいね!