11/4は
ハワイから帰って最初の満月でした。
満月は時満ちて、形を成し、結実する時。
中級講座でクリスタルボウルを学んでくださった
酒田市の生徒さんから
初の単独演奏会 大成功の嬉しい知らせ✨
カザフスタンで開かれたアスタナ万博で
私のCDを使って下さったアーティスト水谷イズルさんから
スイスの新聞の一面に大きく掲載されたと嬉しい知らせ✨✨
他にも
クリスタルボウルの生徒さんや
トランスフォーメーションゲームを受けてくださった方々から
長年の夢がかない
喜びを味わっているという
嬉しい便りをいただきました
私は この日
最終日を迎えた
「ランディ・タカキ追悼彫刻展」を観に
市内の中本誠司現代美術館に向かいました。
それも なぜか
ハワイから一緒に戻った
クリスタルボウルたちを連れて。
今も不思議で仕方がないのですが
今回ハワイに出かける時
ボウルたちを連れて行くことは最初全く考えていませんでした
新幹線に向かう地下鉄の中で
突然 ボウルたちを連れて行くんだ!!という思いが湧き上がり
わざわざ家まで戻って連れて行きました
そして
ハワイ島では
ヒロの街の大神宮で奉納演奏をさせていただくことができ
帰ってすぐのこの追悼展
クロージングの会に
どうしてもボウルたちを連れて行きたいと思いました
突然の申し出にもかかわらず
主催者の小山朱鷺子先生に
まるで初めから決まっていたかのように
あまりにも自然に受け入れていただき
自分でも不思議な思いで
ハワイから持ち帰ったばかりのボウルを奏でました
会場に行ってわかったのは
ランディ氏は日系三世で
生まれたばかりのわが子を亡くすという大きな悲しみに見舞われ
その後 創作活動に没頭するようになったこと
彼が住んでいたのは
まさに私が訪ねたハワイ島のヒロ
そして晩年は
女神ペレのボルケーノの近くのビレッジに移り住み
昼夜制作を続けていたという
東日本大震災の際には
東北の人々の悲しみに胸を痛め
私費で来日した
東北の人々に想いを寄せながら創り始めた作品が
今回展示された一連の作品
Gardian(守護者)でした
時々人は
自分でもなぜかわからないのに
大きなものに動かされ
何かをしていることがありますが
人の悲しみに寄り添った一人の芸術家と
彼を悼む人々の心の架け橋に
知らず引き寄せられたような気がしました
10/28 オープンニングセレモニーで行われた小山朱鷺子氏 大串孝二氏の追悼パフォーマンス
ハワイと日本にかかる虹
11月の満月は
そんな虹の橋のたもとに
いたような気がします