さてさて 今日は前回に続いて
11/27の「星野先達と巡る松島聖地巡礼リトリート」のお話を。
当日は朝から雲ひとつないみごとな青空で
素晴らしい一日になりそうな期待がいやがおうにも高まりました
海に近づくと 風神様の大歓迎か 吹き飛ばされそうな強い風
しかし おかげでしっかり地に足をつけ
旅を始めることができました
はじめに震災で大きな被害を受けた東松島市を訪ね
鳴瀬川の河口に近い石上神社で祈りを捧げました。
まばらに残った松たちが風に揺れるそばには
新たに植えられた松林の松が 腰の高さほどに元気に育っていました。
社からも松林からも地元の方々の想いを感じました。
先達の法螺貝が響き渡ると 応えるように激しい風が吹きました。
自然界との感応の中で 私も音で御霊の平安を祈り
世界の平和を祈らせていただきました。
続いて奥松島の宮戸島に向かい、室浜近くの観音山へ。
落ち葉に埋もれた山道をのぼり、磐座と聖観音に祈りを捧げました。
その後、山頂の嵯峨見台まで登ると
青い空の下、180度に開けた美しい海。
かなたには金華山もくっきりと見えました。
海と空と島々のたとえようもない美しさに
こんな世界を見せていただける喜びと感謝があふれました。
先達の法螺貝に合わせクリスタルボウルを鳴らすと
今度は声も出したくなり
歌い出すと 先達やみんなも加わって
全員で即興の歌のセッションになりました。
山海草木、鳥や魚も一緒に聴いて歌ってる。
今ここにいる人も 見えない人も みんな 一緒に歌ってる
泣きたいような嬉しさと喜び
自分という小さな枠がとけてはずれて
世界との一体感に満たされたひとときでした。
お昼は野蒜駅の近くに新しく整備された一帯のお蕎麦屋さんへ。
店内は満席で大賑わい。
近くにはこどもたちのための広い公園や移築された社もありました。
午後は利府町、七ヶ浜町に近い冨山観音へ。
紅葉の山道を登り、ご本尊の千手観音様にお参りしました。
その後、大仰寺さんの境内から
麗観と称えられる美しい眺めを味わいました
お寺の縁側に並んで美しい海と島々を眺めていると
みんなで一緒に里帰りしているような気持ちになりました
そう、みんな魂の家族✨
感無量でいると
ここでクリスタルボウル が聴きたいですの声
魂の家族たちに
喜んでクリスタルボウルを奏でさせていただきました
そして
美しい自然界にも
ここでずいぶんゆっくりすごさせていただいたあと
旅の最後は利府町の馬の背へ
鎮魂とこの一日への感謝をこめての祈りを終えて振り返ると
松島の海と島々が美しく夕陽に染まっていました
向き直ると 沈んでいく夕陽の下に
島々の影が まさに龍の頭のシルエット
私たちの一日の旅を見守り
今 ともに帰ってねぐらに鎮まる龍の姿に見えました
聖地巡礼
まさに
自然とひと みえる世界とみえない世界
私と世界の共鳴を
贅沢に味わった一日でした
宮城に足を運んで下さった星野先達
ご一緒させていただいたみなさん
そして企画してくださった英巫さん 千賀子さん
そして龍神さま 風神さま
自然界と精霊さんたちに感謝です
すばらしい二日間をありがとうございました✨
