音・旅・自然

飛び込んできた言葉〜Eagle hiroさんとの再会(続)

『古井戸におちたロバ』を読み終え
Hiroさんとインディアンの人々の出逢いについて
伺いたいことがいっぱいでてきました。

モニュメントバレー 花2

ボクサーだったHiroさんは
10代の頃 生きる意味を問うように
ストイックに試合と練習と減量に明け暮れていたそうです。

20代に入ったある日
気がつくと 手首と腰の関節がぼろぼろにすり減り
目の前のコップもつかめなくなっていた。

いろいろな治療も受けたが激痛は増すばかり。
認めたくなかったけれど 再起不能の状態だった。

身体ばかりか心も荒み
激痛をこらえて肉体労働をする中
ある人の紹介で気功の先生に出逢います。

はじめての治療で
からだの中の何かが溶けていくような気がし
何年か治療を続けるうち
歪んだ顔面の骨も少しずつもとに戻り
身体がだんだん機能を取り戻していったのでした。

そしてその頃から
幼い頃に封印したスピリチュアルな感性が
戻ってきたのだそうです。

1999年
何気なく入った書店で
一冊の本の表紙にかかれていた言葉が
突然Hiroさんの目に飛び込んできました。

『Good day to die 』

(『今日は死ぬのにもってこいの日』)

そしてその文字を見たとき
突然フラッシュバックのようにある風景が浮かび
深い感情が溢れてきたのだそうです。

モニュメントバレー 詩2

夕暮れの赤い大地の
どこまでも平和で懐かしい光景
手招きする インディアンの家族

Hiroさんは
自分はおかしくなってしまったのではないかと思ったそうですが

その光景や感情はその後もたびたび現れ
やがてとうとう突き動かされるように
その光景を求めてアメリカに旅立ち
魂の家族とも呼べるようなインディアンの人々と出逢い
シャーマンとしての修行もすることになったのだそうです。

http://blog.goo.ne.jp/eagle_vision/e/c05ceacd65b5393ac4c808a9167075cf

私も一度
からだもこころもどん底のような状態の時に
ふらりと立ち寄った書店で
ある本が光りながら手元に落ちてきたという体験があります。

そして
人生の岐路で
一編の詩に後押しされて
歩みだせた体験があります。

「 あなたの歌をうたえ
     空を
       見上げながら 」

 
(〜ヌートカ族の年老いた盲目の女性が歌った歌〜
 『それでもあなたの道を行け
  〜インディアンが語るナチュラル・ウィズダム』所収)

Hiroさんのお話を聴きながら
そんな体験が蘇り
胸が熱くなりました。

持参したクリスタリウボウルを奏でて
おいとましようとしたら
Hiroさんが静かにインディアンフルートとチャンティングを合わせて下さり
心洗われるコラボを体験させていただきました。

ヒロさん1

Hiroさん お店のみなさま
そして案内して下さった山内さん
すばらしい時間をありがとうございました。

ヒロさん3

天河さんからの
不思議な出逢いの連続に
改めて想いを馳せながら帰り道を辿りました。

今日は死ぬのにもってこいの日今日は死ぬのにもってこいの日
(1995/09/01)
ナンシー・ウッド

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それでもあなたの道を行け―インディアンが語るナチュラル・ウィズダムそれでもあなたの道を行け―インディアンが語るナチュラル・ウィズダム
(1998/08/01)
ジョセフ・ブルチャック、 他

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12/13(木)「新月瞑想会」
12/21(金)「冬至の演奏会」も受付中で〜す ^^

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