今年の憲法記念日は、平和と憲法について集う場に身を置きたくて、フォレスト仙台で開かれた「5.3 憲法を活かす宮城県民集会」に参加しました。
集会では「平和とは何かー理想を語り続けることのリアリズム」と題し憲法学者の青井 未帆教授の記念講演があり、500席の会場に700人もの人々が集まり、あふれた人々は廊下やロビーで熱心に聴き入り、今の日本に危機感を持つ人の多さを肌で感じました。
講演では「平和憲法は人の命の重みを出発点に理想を謳う条文」であり、「国家の暴走を防ぐ現実的な仕組み」であること、第9条があることが果たしてきた世界の中での特別な意義、今進行している事態の問題点が語られました。
大きな惨禍をもたらした第二次大戦のあとにつくられた「日本国憲法」の前文には、確かに「日本国民は……政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」と記されています。
戦争を経験した上の世代の人たちは、みな、戦争だけは起こしては駄目だ、人が人でなくなる、と言いました。
Screenshot大事な夫や息子を亡くした妻、父や母。戦場で上官の命令の元、人殺しになるしかなく、せっかく復員できたのに罪悪感に苛まれ続けた人、戦時中の暮らしの中で、隣組や密告制度の中、思ったことを口にしただけで村八分にされ、嫌がらせを受け、孤立し、心に深い傷を負った家族。
戦争を経験した世代が経験した悲しみと怒りと嘆きが、二度と戦争を繰り返してはいけないという思いになり、憲法前文と第9条に結実しているのだと思います。
国民一人一人の自由や平和な暮らし、人間としての権利や尊厳を守り保証する憲法を、それを制限したり抑圧したりする内容に変質させてしまってはいけないと思いました。
集会の後はゴールデンウィークの一番町ををデモ行進。
若い方々から70代、80代の先輩たちまで、幅広い年齢層の方が参加し、昔ながらの旗や横断幕だけでなく、カラフルな手作りのプラカードや衣装、ぬいぐるみや着ぐるみなどで参加の方たちもいて、明るく楽しく意思表示という新しい流れを感じました。
そして、参加したことで、マスメディアでは報道されない、思いを同じくするひとたちとの出会いを味わえ、感謝でした。











