フィンドホーン滞在の2週目
「セイクレッドダンス,フェスティバル」が
昨夜で終了しました。
今年はフィンドホーンで
セイクレッドダンスのフェスティバルが開かれるようになって40年。
個人や地域社会に癒しや変容をもたらすものとして
フィンドホーンで大切に踊り継がれてきたダンスを振り返り
新しい世界の創造につながるダンスを展望する
節目のフェスティバルでした。
フィンドホーンには人の変容を促進するような
さまざまな要素があると私は感じていますが
なかでも心惹かれるのが
沈黙と静けさ
自然とのつながりを大切にすること
そしてコミュニティの中で毎日歌われている歌や
何かのときに踊られてきたダンスです。
今年のフェスティバルは
長年フィンドホーンのセイクレッドダンスをリードしてきた
ピーター、ローラ、スザンナというそれぞれすばらしいティーチャーから
生演奏を交え直接セイクレッドダンスの歴史を聴き
それぞれの踊りを教わりながら踊る
贅沢な一週間でした。
ゲストティーチャーのナニ・クローケの
心と身体がのびやかに開いていくような美しいサークルダンス
大好きなバーバラ・スウェッティーナの
楽しさとぬくもりとワンネスを感じる歌の世界は
これからますます
慈愛と美と調和、女性生のエッセンスが
平和な世界への鍵となっていくように感じました。
そういえば、今回
お隣の韓国から参加されていた先生方が紹介してくださった
韓国の子守唄に振り付けた静かな祈りのようなダンス
そしてカヤグムの響きには、深く深く心を打たれました。
近いけれど
私には接点が少なかった韓国のみなさんと
歌やダンスを通して出逢えた事は
大きな喜びでした。
21ヶ国、160人近い人々が参加
最終日のフィナーレには地域の人も参加して
200人ほどがユニバーサルホールに集い
力強い生演奏とコーラスの中
ダンスに酔いしれました。
さまざまな言語が飛び交う毎日でしたが
それゆえに、同じ歌を歌い、共に踊ることが
いかにひとの心を開き、つなぎ、新しい未来を見せてくれるかを
体感できた気がします。
日本からも単独で
あるいは前週からの麻奈さんの体験週間に続き参加されているみなさんがいて
交流できたことも嬉しいことでした。
こちらにいる邦江さんや
今フィンドホーンにいる貴ちゃんやゆうこさんに
いろいろ力になってもらって感謝でした。
ダンスや歌を通して
ひとりひとりを超えた大きな調和と平安と美を味わい
互いに顔と顔を合わせ、笑い、お互いのぬくもりを感じあう。
世界のあちこちに
そんなピースメイキングの場が増えていったらいいなあ。
そんな想いに満たされたフェスティバルでした。