こんばんは
クリスタルボウル 奏者
ホリスティックセラピストの
えんどうそのこです
1月も 3週間が過ぎましたね
私はモニターしていただいている「音の瞑想」が今日で終了で
明日は 参加できるみなさんとの オンラインでのまとめの会です
Facebookグループづくりも
Zoomとの連動も初めてのことでしたが
うまくいってもいかなくても
やってみると何かしら
得るものがあるものです
今回モニターに参加してくださっている方の中に
震災前からつながりをいただいている
福島県の I さんという方がいらっしゃいます
町でのお仕事が本業の方でしたが
おじいさんの代からの田畑も引き継いでいて
夕方や休日 本業の合間に時間を作って農業をする毎日
そんな中
使用した除草剤の吸引が原因で
生死の境をさまよう状態に陥ります
お医者さんももう二三日が山と宣告する中
もうろうとした意識の中で
光の存在に会うという不思議な体験をされ
奇跡的な生還をされるのです
九死に一生を得た I さんは
その後 自分が生かされたのはなぜだろうと考えたそうです
そして
除草剤を使う農業のような
効率重視の 人間中心の生き方を見直し
自然をいためつけない生き方
本来の生命の営みに沿った
人間をも自然をも生かす農業をするために
生かされたのではないかと考え
自然農法での米作りをはじめることになったのでした
何年も自然農法での作付けを続け
とうとう土壌からも
以前の農薬は全く検出されなくなりました
そればかりか
自然農法で手をかけ目をかけた I さんの田んぼには
夜になって写真を撮ると
なんとも美しいオーブが雪のように現れるようになり
田んぼのあぜを歩くだけで
丹田に気が満ちる
イヤシロチのようになっていったのです
私はそのころ
仙台で開かれたある会合で
I さんと不思議な出会い方をし
それ以来のご縁でした
クリスタルボウル を持って大熊町に出かけ
田んぼの稲たちに音を奏でたり
田んぼのそばにご家族といっしょに寝転んで
稲たちと添い寝をさせていただいたりもしました
やがて Iさんのお米は
そのエネルギーの高さで
エネルギーの学会に表彰を受けるほどになり
古くなっていた家屋敷を建て替え
仲間たちとともに
自然農にさらに力を入れていこうとした矢先の春
あの東日本大震災が起こったのでした
大熊町は地震と津波でたくさんの方々が亡くなりましたが
かろじて助かった方々も
福島原発の放射能のために
全町民が県内外のいくつかの市町村に 強制避難となり
その後5年間 故郷に帰ることのできない状態になったのでした
町民のみなさんは 散り散りばらばらのまま
非日常のたいへんな日々を過ごしてこられましたが
5年前の2018年から希望者の帰還が認められるようになり
I さんも余生は愛する郷土でと故郷へ帰り
除染を重ねながら 土の回復にとりかかり
震災から10年目の昨秋
とうとう初の見事な新米が収穫できたのでした
そんな I さんが
今回 モニターに参加し
久しぶりに元気な顔を見せてくださり
クリスタルボウルの音色に
いやあ 園子さん 二音目で寝てしまいましたよと
言ってくださったのは
私にとっても何よりの喜びでした
昨日は そんな I さんから
CDのご依頼があり
びっくりして連絡すると
福島のために震災直後から駆けつけ
今も何かと気にかけ足を運んでくださる先生方に
聴かせてあげたいからというお話で
ありがたくて涙がこぼれました
こんなお話をきかせていただき
つながりをあたためあえたのも
新しいことをやってみたからこそと思います
自分の何が喜ばれ
自分は何が嬉しい人間なのかって
考えているだけでは
実は意外とわからないのかもしれません
実際にやってみること
誰かに声をかけてみること
差し出してみること
そんなことから
何かがはじまる
そう思ったできごとでした
明日はどんな御意見ご感想を
いただけるのでしょう
ドキドキしますが
どんなご意見も宝物と
楽しみに参加したいと思います
みなさんも
どうぞよい週末をお過ごし下さい
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