田中優さんのメルマガで
「世にも美しいガンの治し方」という
ムラキテルミさんのページが紹介されていて
タイトルに惹かれてさっそく読んでみました。
タイトル通り ガン治療の方法について書いているわけですが
おしゃれですてきな絵も添えられていて
絵本のように美しいんです。
内容は
肝臓ガンで余命宣告をされたムラサキさんが
自宅を引き払って
鎌倉の両親のところに移ろうと片付けをしていた時
蔵書の山からおでこに落ちて来た一冊の本が
石原結實先生の『食べない健康法』。
伊豆で断食療法のサナトリウムを開いている石原先生の本でした。
すぐには空きがなくて
ムラキさんは先生の本を参考に食事療法を始め
やがてサナトリウムでの断食にも挑戦します。
その後はもともとの病院の診察も受けながら
食事療法や体温管理を続けて行き
さまざまな壮絶な身体の変化を経て
13ヶ月後にはがんが消えて(がんでなくなって)しまったのです。
これが全ての人に合うかどうかはわかりませんが
私にはとても腑に落ちるお話でした。
私は昔
子宮筋腫で出血が大変だったことがあるのですが
ある時から無性に生の人参が食べたくなって
毎朝生の人参にレモン汁と少量のオリープオイルをかけて食べ
それがおいしくておいしくて
気がついたら一年も朝ご飯のかわりに食べ続けていました。
その間 食事の好みや身につける服(の繊維)の好みも変わり
気がついたら肝心の不正出血は止まり
子宮の鈍痛も消え
検診を受けると筋腫は小さくなっていて
穏やかにそこにいるだけになっていました。
大量の不正出血が続き
検診で短期間にいくつもの筋腫が子宮にできたことがわかり
貧血と心臓への負担をそれ以上を進ませないために
子宮の全摘を提案された時
もともとなかったものだったのだもの
これは自分がつくったものだもの
子宮や筋腫と話さないではいられないという気持ちになりました。
人参の話はそれからだいぶあとのことですが
おなかに手を当てて
泣きながらごめんなさいと謝ったり
何を言いたいのと聴いたりした日々が
いっぱいありました。
ムラキさんの体験談の中でも
初対面の時
先生よろしくお願いします
と言ったムラキさんに
石原先生が
「私は治せないよ。私が治すんじゃなくて、自分でつくったものだから自分で治すんだよ。」
と言うくだりがでてくるのですが
その部分もとても共感しました。
自分が自分のからだの声を聴こうとすると
それだけでからだは喜ぶんじゃないかしら。
私は
表現アートセラピーの方法で子宮と対話し
プレイバックシアターの仲間には筋腫になってもらって
その声を聴きました。
私の子宮の筋腫は
怒っていました。
やけになっていました。
そして 悲しんでいました。
私はからだに謝りました。
それから からだが望んでいることを尋ね
仕事の仕方や暮らし方 衣類 食べ物を変えていきました。
幸いにも 摘出することなく
子宮は半年ほどで落ち着きを取り戻していきました。
病気のおかげで 自分のからだと
もう一度深くつながり直せた体験でした。
石原先生の本
ムラキさんの本
小食 断食
体温を上げることで万病を治すなど
ヒントがいっぱいですよ。
追伸
ムラキさんの御名字をムラサキと書いてしまっていました。
謹んで訂正させていただきます^^;