出逢い

此岸から彼岸へ

このところ身近な人を見送ることが続き

老いと死について考えていました。

この彼岸は 時間があれば

岡野雄一さんの『ペコロスの母に会いに行く』と

ますむらひろしさん作画の宮沢賢治童話集『ひかりの素足』を

読み返していました。

ペコロス

老いも死も誰もが通る道

そして自分も通る道。

岡野さんの描く認知症のお母さんの様子は

時に笑えて時に泣けて。

老いるということは 次第次第に向こうの世界へ近づいていくこと

今生の整理をしていくことなんだなあと

胸がきゅんとなりました。

認知症と呼ばれる症状を生きている方々の世界を

垣間見させてもらった感じがしました。

ひかりの素足

そして、届くのを待ちかねていたますむらさんの「ひかりの素足」。

ひとの死と死後の世界

そしてそこにある救済と生かされてあることの意味が

吹雪の中で路に迷う

東北の幼い兄弟の物語を通して描かれていきます。

自然と宇宙に耳傾け

生きることの意味を問い続けた

賢治の死生観。

大事な本になりました。

秋分も過ぎ

これからは夜が日一日と長くなっていきますね。

どうぞみなさんも美しい月を眺め

お気に入りの本で

よい時間をお過ごし下さい。

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♢おしらせ♢

9/28日(月)、9/30(水)、10/1(木)、

クリスタルボウルの個人セッション、
問題解決のためのアートカウンセリングに空きがあります。

♢来週の予定♢

10/3(土)13時半~15時半
クリスタルボウルワークショップ

10/4(日)10時半~16時半
トランスフォーメーションゲーム

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10/31〜11/8まで

東海 中部 近畿 関西に参ります。

日程はブログ左側の予定欄にございますが

詳細は週末アップの予定です。

もう少々お待ち下さいね。

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