こんばんは
旅するクリスタルボウル奏者
ホリスティックセラピストの
えんどうそのこです
先日の台風19号で
被害を受けられた皆様に
心からお悔やみを申し上げるとともに
1日も早い生活の復旧をお祈り申し上げます
先日の台風
全国で河川が氾濫し
かつてない激甚な被害をもたらしましたが
みなさまのところは
大丈夫でしたか
私のところは
近くにある川が警戒水位位を超えたということで
夜通し警報と避難勧告が鳴り
その度にどきどきしながら
外に出られる準備をして
じっと夜を過ごしておりました
しかし明け方には台風は北東に移り
朝日の輝く
静かな朝を迎えることができました
今回は大きな台風だと早くから報道され
台風前夜は
大都会の東京でさえ
街から人や車の姿が消え
商店も公共交通も
皆 できうる限りの準備をしていたと思います
それでもこれだけの被害が出ているのは
想像を超えた台風と災害だったということなのだと思います
台風直撃の直後から
役場 消防 報道 海上保安庁 自衛隊 そのほか
様々な人たちが ぞれぞれに動いて
迅速に救助や状況把握にあたる様子には
本当に頭が下がり
感謝でいっぱいになりました
民度の高さと言うのでしょうか
大きな何かの旗振りのもとでなく
一人一人がそれぞれの場で あるいは職場で
主体的に 献身的に行動する
素晴らしい人々の国で
自分が生きていることをありがたく思いました
この三連休の最終日14日は
牡羊座の満月でした
12星座最初の牡羊座は
この地上に海から上がってきた最初の人類を示すとも言われ
創造と誕生の強烈なエネルギーに満ちた星座です
その強烈な始まりのエネルギーが
台風と入れ替わりにやってきたような気がしました
私は13日に
出羽三山の一つ 湯殿山ゆかりの
口の宮湯殿山神社社で演奏会の予定でしたが
台風の余波と交通事情を考え
残念でしたが ぎりぎりのところで
中止とさせていただきました
しかし
13日の午後には
天候が回復予定と聞き
出羽三山の
人間を超えた自然の大いなる力に
改めて頭を垂れ
祈りを捧げたくて
湯殿山に向かいました
途中
演奏会を楽しみに
米沢から駆けつけてくださったという
グループのみなさんにもお会いすることができ
一緒に美しい月を眺めました
悲しみを知っているが故の出会いの喜び
別れを知っているが故の出会いの喜び
そんなことを感じる不思議な夜でした
台風が過ぎた夜空に輝くこの満月は
何か心に染み渡りました
翌朝
湯殿山に向かうと
現地は晴れたり曇ったり
移り変わる天気でしたが
時折青空も顔を覗かせてくれました
台風が通り過ぎた後のお山は
山そのもの
自然そのものの荘厳な気が満ち満ちていて
まさに御神域でした
紅葉の山道を下り
御神前でありがたい祝詞をあげていただき
クリスタルボウルを奏で
御神体に登り
御神湯に浸らせていただいてきました
その後 お山の下の参籠所でも
演奏を奉納させていただきました
クリスタルボウルを奏でながら
私自身がいつの間にか深く鎮まっていきました
それはまるで
自分の中に
お山の静けさと落ち着きが
広がっていくような感覚でした
クリスタルボウルはまず
奏でる者を鎮め ととのえ
調和の波動で満たし
その人からあふれる調和の波動が
あたりに広がっていくのですが
お山も
同じように
その懐に入ると
いつの間にか自分がお山と共鳴し
鎮まり
深く落ち着いていくように
感じられました
クリスタルボウル の素材である水晶も
元々は山の中で長年の眠りの中で生まれたもの
私たち人間を
本来の
自然の一部としての状態に呼び覚ます
同じような響きの力
微細な振動の力が
あるのではないでしょうか
クリスタルボウル を奏でる時のように
お山に入る時
私たちは
いつの間にか
自分にとっての
一番自然な状態に
戻っていく気がします
演奏の後には
御神域に湧く
霊泉にも浸かってきました
よみがえりの山と言われる湯殿山
大自然の懐に抱かれ
なんとも言えない安らぎを感じ
体の底からの充電されました
満月が過ぎ
月の暦で言えば
これからは
味わったもの
必要なくなったものを
手放すのにふさわしい2週間です
みなさまも
次の始まりに向けて
よき手放しと整理の日々を
お過ごしください