演奏会

大阪そして奈良「薬師寺」~近畿・関西の旅(その3)

6/2 三重県津市から名阪国道を走り
奈良を経由して大阪へ

この日は表現アートの大阪の友人たちが演奏会を企画してくれました。

会場は天満橋に近く
ちょっと歩くと大阪城が見えるという大阪ど真ん中・・・。
たどりつけるんだろうか?との思いが脳裏を掠めたものの
私は着きます ありがとう!とアファメーションをして向かいました。

高速を降りてから目的地を2度程通りすぎましたが
無事待っていてくれた友だちの傍らにすべるように停車・・・。
思わず「きたよ~!」「きたね~!」

演奏会 そして楽しい心づくしのお食事会
久しぶりのみんなの近況にも花が咲き
大阪でこうして会えることの不思議さを思いました。

忙しい中駆けつけてくれたみんな
ほんとにありがとう!^^!
私もいっぱい刺激と元気をもらいました。

翌日は奈良に足を延ばし薬師寺へ

薬師寺3

東塔が今年の秋から修復工事のため一旦解体されるそうで
棟の内部が開放されて覗き込めるようになっていました。

顔を近づけるとむんとする湿った土と木材の匂い

振りまくように描かれた天井の白い花々の痕跡に
まだ鮮やかだったこの装飾に心ふるわせた当時の人々を偲びました。

薬師寺2

金堂では日光菩薩に見とれて 行ったり来たり・・・。
高田好胤さんの本を読んだ高校時代を思い出しました。

この日の奈良は時おり吹きすぎる風がここちよく
万葉人の気分でそぞろ歩きを楽しみました。

遅い昼食を薬師寺 門前のイタリアンのお店「AMRIT」で。

ちょうどお店の奥のギャラリーで「ALLAN WEST展」が開催中でした。
平城遷都1300年祭の記念企画とのことでした。

アラン・ウエスト展

これは実にすばらしかった。

日本画に 動の要素が入ってなんともダイナミック。
ふだんなら目に見えない 自然界を跳梁する精霊や 気の流れのようなものが 
作品の中を縦横無尽に駆け巡り 
こちら側にまで飛び出してきそうな気配。

掛け軸や屏風
表装のための布地まで丹念に選び抜かれていました。
展示も考えられていて部屋全体がすばらしい空間になっていました。

入場無料です。
薬師寺においでの際はぜひ立ち寄ってみてください。

「ALLAN WEST  アラン・ウエスト展 」平城遷都1300年祭記念(~7/20)
      薬師寺門前  「AMRIT(アムリット)」

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