震災から1年の3月11日
今年は宮城県刈田郡七ヶ宿町で
すてきな一日を過ごしました
会場は七ヶ宿で炭を焼く佐藤さんのお家と
周囲にに広がる雄大な自然
朝の風景
一面の雪景色です
セルフビルドのお家の中は
赤々と燃える薪ストーブでふんわりとあたたか
猫のみーちゃんはストーブの前がお気に入り
私と同じです
演奏会の準備中
どこからか舞い降りてきた羽根
お客さまたちがいらっしゃる前に
ひとりで嬉しくなってしまいました
演奏スペースは 長男ますらおくんの勉強部屋をお借りしました
七ヶ宿の山から伐り出した木の太い梁や柱は
そっと抱きしめたくなるような優しさです
ますらお君 大事なお部屋 貸してくれてありがとう!
お昼の前に
午後から踊ってくださる
じねん舞踏の竹之内淳志さんが 外でミニ・ワークショップを開いてくれることになりました!
みんなで
雪の上で
風になったり樹になったり・・・
最後にみんなで
空にのびていく大きな一本の樹になりました
楽しかった~
まわりの木も 山も 空も おひさまも 青空も
笑ってるようでした
おうちにもどって
おいしいとん汁とおにぎりのお昼
30人近くの大人から子どもまでの大所帯で
おいしさもひとしお
何を食べるかも大事だけれど
誰とどんな風に食べるかって
とってもたいせつなんだな
午後は竹之内さんの舞踏です
雪原の向こうから
花の籠を持って歌いながら現れた姿は
異界の美しいまれびとのようでした
(かえんさん 写真をありがとうございます)
この日
急遽 クリスタルボウルも参加させてていただくことになり
音楽の小宮広子さんの横で演奏しました
自然のなかからやってきて
自然の中で 笑い 泣き 叫び そして微笑むような竹之内さん
その気配を感じながら
気持ちよく演奏させていただきました
一年前に震災の起った 14:46には
ひとりひとり 水色の空の下の白い雪の原で
おりんを鳴らして黙祷しました
こどもも大人も
この日ここに集まったみんなが
あたりの山々と一緒に
樹々と一緒に
祈りました
私は
この光景を見ているうちに
涙が出てきました
それは
この黙祷が
震災で亡くなられた方々への追悼と同時に
これから
こんなふうに
自然を大事にしながら
その懐の中で
大人とこどもが一緒に
笑って 走って 食べて 働いて
楽しく過ごす世界を創っていきますと
亡くなったみなさんに
お約束しているように
思えたからかもしれません
幸せな一日でした
佐藤家の光夫さん 円さん
あまねさん ますらお君
すてきな311を過ごさせていただいて
ありがとうございました
そして
竹之内さん 小宮さん
来て下さったみなさん
ほんとにありがとうございました!!