演奏会

非核平和都市 いわき

翌16日は
国際ヒーリング看護協会(IHAN)のみなさん
土井麻里先生と
被災された方々が入居されている
市内の「サン・コーポラス内郷」を訪ねました。

いわき市仮設8

いわき市は津波で沿岸部の市町村が大きな被害を受けました。
さらに続いた原発事故で
漁業 水産業 農業 観光業
そして放射能汚染という面で被害は続いています。

フラガールで有名ないわき市
観光面を中心に復興に向けて市を挙げてみなさんが努力され
観光客も戻りつつあり

市の中心街を歩けば
クリスマスの華やか活気にあふれてはいるのですが
市内沿岸部や原発近くの町村から
市内の仮設や住宅に移ってこられたみなさんの生活は
まだ何もめどが立っていないと言っていいのだと思います。

いわき市内には33箇所もの仮設住宅があるそうです。
今回お訪ねした「サン・コーポラス」は本来は雇用促進住宅ですが
空室を市が被災された方々に斡旋しているのだそうです。

この日は
いわき市内の接骨院の先生方にも合流していただいて
健康相談
カウンセリング
健康体操
整体
レイキヒーリング
クリスタルボウル演奏などを終日提供させていただきました。

いわき市仮設2

活動の様子はこちらにも紹介しています。

http://www.facebook.com/media/set/?set=a.10151395991089225.543449.694264224&type=1

帰宅していわき市の震災時の様子やその後の経過を知りたくなり
HPを見させていただきました。

震災直後 第一弾の津波 
そして原発事故と未曾有の天災人災が引き続き起る中
国が何も動き出せずにいる中
市民の命を守るために次々に手を打っていった
いわき市の対応に頭が下がりました。

「東日本大震災から一年 いわき市の記録」

いわき市は「非核平和都市宣言」を採択し
核兵器の廃絶と世界平和の理念を早くから世界に表明してきた
高い志を持った市だったのですね。

いわき市の「非核平和都市宣言」を読むと胸を打たれます。

こんなすばらしい市が
今このような状況に置かれていることは
ほんとうに胸が痛みます。
(それは他の福島県、そして近県の町も同じです)

仕事 住まい こどもの教育の場所・・・
まだ放射能漏れもとまらず
具体的な方策が何も打ち出されない中
故郷を失い
家を追われた膨大な数の人々が大変な生活を続けている

ここいわきでも
そんな現状をあらためて感じて帰ってきました。

ご縁のあった土地で
できることをさせていただく
私のできることはそんなささやかなことだけど

同じ国の中で起っていることに
関心を持ち続けたい
そう思いました。

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