今日は立秋
三連休の初め
近づく台風や オリンピックや
コロナの感染爆発の話題やらで
落ち着きませんが
自然界は これから少しずつ
実りの秋へと歩みを進めていきます
その足音に耳をすませていきたいですね
さて 今日は
昨日の庄内 羽黒の旅の
後半をお送りします
羽黒山伏の星野先達にお世話になっての旅
2日目の朝は宿坊で朝の勤行からはじまりました
太鼓 螺貝
先達が 神棚に祀られた出羽三山の神々と瀬織津姫に
拝詞を唱え 祈りを捧げます
神々をたたえ 感謝を伝える祝詞に続き
東日本震災をはじめ 昨今の自然災害や コロナで
なくなられた方々への鎮魂と
災厄の収束の祈りの詞が続きます
この日
私も先達の祝詞や拝詞とともに
クリスタルボウル を奏でさせていただきました
宿坊では
参拝者が 山伏や僧侶に
祈祷を受けたり 勤行に参加したり
精進料理をいただいたりして
参拝の前に心身を清め(精進潔斎)ます
この羽黒の手向(とうげ)地区は
出羽三山登拝の起点であり
羽黒修験の聖地「羽黒山」の門前町でもあります
現在も30数件の宿坊が軒を連ねているそうですが
それぞれの宿坊で このように毎朝
三山の神々と自然界の八百万の神々に
鎮魂と 世の人々の幸いを祈る祈りが
捧げられていると知ると
どこからともなく感謝の思いがわいてきます
私たちの知らないところで
私たちのために 祈ってくださっている人々がいる
祈りがあたりまえに日常の中にある山伏の暮らしと
手向(とうげ)のように
祈りをなりわいとする人々の地区があるということが
深く心に残りました
約1時間の勤行が終わると朝食でした
ゆでたてのとうもろこしや手作り豆腐
ぷりぷりのきくらげのだだちゃ豆和え
みょうがときゅうりの酢の物などが並ぶ
朝の精進料理をいただいて
庄内龍神巡りに出発です!!
最初に訪ねたのは
鳥海山の麓
大物忌神社(おおものいみじんじゃ)の末社にあたる
「丸池様」こと 丸池神社 でした
龍のような藤蔓や木々が囲む
青やエメラルドグリーンが織りなす神秘的な池は
この世のものとも思えない美しさ
螺貝 祝詞 先達の祈りの詞とともに
クリスタルボウル も奏でさせていただきました
先達の祈りとともに 池がキラキラと輝きを増し
セミたちが一段と声をあげるのを
この目と耳と肌で感じました
祈りの力を五感で感じた体験でした
それから私たちは
真っ青な日本海を眺めながら秋田へ
鳥海山の雪解け水が長い年月をかけ滝のように噴き出す
美しい元滝伏流水に案内していただきました
自然の美しさ 力強さ 清浄さ
苔と木々の緑が照り映える中
音を立てて流れる伏流水の飛沫を浴びながら
先達と一緒に
滝に祈り 水に祈り この地の自然に感謝を捧げました
祈りながらどんどん
自分の中の余分なものも洗い流されていき
自分が軽くなって
開かれていくのを感じました
祈りの後 みんなが自然に
滝に向かって
舞い 歌い 声を出していました
すばらしい自然を前にして
わきあがってくる感謝を
それぞれがそれぞれの形で表現しているさまが
自然(じねん)そのもので
なんとも美しかったです
案内してくださった星野先達
祈りや歌や舞いをするたび
滝からなんとも涼やかな風が吹いてくるのを感じたり
自然界と呼応する喜びに満たされた龍神巡りでした
再び 美しい日本海を眺めながら羽黒へ
みんな思い切りはじけた二日間でした
先達も加わってくださって喜びの記念写真
空の雲まで加わってくれていました
名残惜しさの中
星野文紘先達に見送っていただきながら
羽黒を後にし
私たちは 最後の訪問地 湯殿山を経由して
仙台へ
途中で
月山筍や山菜いっぱいの冷やし月山蕎麦や
だだちゃまめジェラートを堪能したせいか
湯殿山では時間が足りず
御神体は次回へのお預けとなりましたが
これは ぜひまたおいでということなのでしょう
祈りについて
意識の力について
自然界と呼応する山伏のあり方から
たくさんの気づきをいただいた
二日間の旅でした
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さて
明日は新月
そして
地上と天界の通路
ライオンズゲートが開く日です
今日のブログの
美しい自然のエネルギーが
新月前のみなさんの浄化に役立てば幸いです
明日の夜の
オンラインの新月瞑想会も
まだお申し込み間に合います
ご都合合う方はぜひどうぞ
それでは すてきな新月前夜をお過ごしください