5/8の中森先生の講座では
降矢先生 そして福島コダーイ合唱団のみなさんと
半年ぶりに会うことができました。
福島では
今なお大気と大地と海に
放射性物質の飛散と漏洩が続いています。
子どもや女性たち 身体の弱い年寄りを少しでも被曝から守るために
自分たちの力で できる限りの情報を集め
時には心でごめんねといいながら こどもたちの外出や遊びを制限し
食材や調理に気を遣い
それでも拭えない不安と緊張の中で暮らしているそうです。
慣れ親しんだ我が家や 暮らしてきた町
手塩にかけた畑
かわいがってきた家畜
会社や工場から
涙ながらに離れた人もいれば
原発に近い場所に戻って
仕事を続けざるをえない人もいる
話を聴けば聴く程
かける言葉もなく
福島の友人知人たちが今 担わされている現実に
申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そんな思いをいだきながらの
寝にょろや 腕ぶら 上半身のぶら下げだったけれど
これが とても良かった。
からだほぐしをしてもらいながら
ひとの手のぬくもりを感じ
つながりあっているという喜びで満たされました。
後半のことばのプレゼントや
詩の朗読では
最初あんなに固まっていたみんなのからだが
表現するからだに変わっていき
無邪気に遊び心いっぱいにはじけていました。
触れてもらい
揺らしてもらいながら
ほぐれていったからだは
なんだかとっても ぬくぬくで 幸せそうでした。
「こんなときだからこそ」という開講の弁
なるほどと思いました。
さらに14日は
地元で 仲間たちと
タッピングタッチという
手のひらや指先で優しくリズミカルに触れていく技法の講習会に参加しました。
避難所で
コミュニケーションとして
リラクゼーション法として
広がっていきそうな感じです。
ぬくもり そして ふれあい
・・・からだってすごいですよね。