今日は アメリカ ニューメキシコ州から
ヒーラーの後藤王重さんを迎え
新緑の多賀城国府跡で屋外瞑想会でした。
雨に洗われた新緑が美しく輝く今日の国府跡には
20名近くのみなさんが集まってくださって
サプライズがいっぱいのすてきな一日でした。
なんといっても一番のサプライズはお天気でした。
仙台は夏日近かった昨日から一転
早朝から大粒の雨。
外での演奏は難しいかなという思いが頭をかすめましたが
はい神様におまかせと準備をしていたら
やがて雨がやみ 水色の空。
気温もどんどん上がってきて
でかけるころには すっかり地面も乾いていました。
おかげでみなさんに
政庁跡に寝転がって
空を見上げ
草木の香りの風に吹かれながら
クリスタルボウルを聴いていただくことができました。
演奏を始めると
鳥たちがさえずり
あたりの樹々や風も聴いてくれているみたい
うっとりしながら奏でていると
明るい空から 再び雨。
たちまち雨脚が強くなってきて
どうしようと心に聴くと「続行!」とのこと
濡れている方あり
タオルや敷物をかぶっているかたあり
一緒に濡れながら雨の中の響きを聴いてくれています
腹をくくって演奏を続けました。
数分後 雨はあがり
雲の切れ間から太陽が顔を出しました。
土と草の香りが立ちのぼり
樹々の緑がますます輝いていました。
まるで浄化と祝福のシャワー。
この日は朝から二度も
究極のおもてなしをいただいた気持ちでした。
さて
王重さんは
とってもスマートで すてきな方でした。
その場で樹々や大地の声を聴き
その土地にいらっしゃるさまざまなエネルギーと会話できる王重さんは
私たちにエネルギーの見方やコンタクトの仕方も教えてくれました。
参加したみなさんにも
突然メッセージを伝えてくださって
言われた方はどうしてわかるの?という表情で驚いておられました。
祈りのあとで 王重さんが伝えてくださったのは
東北の神々からのメッセージ。
大きな力を持っていたいにしえの東北の神々は
中央からその力を恐れるものたちによって ばらばらに分断され
各地に葬られ 封印されている。
神々は このままでは再生できない。
その力を再生させてほしい
今こそ それぞれの断片をつなぎ
新しい全体を取り戻してほしい (と かなり意訳ですが・・・)
そのための方法は 東北の各地の人々が
個々の天分を生き
個性を表現して生きていくこと
それが土地に力を与え
その場所の神々に力を与え
東北の魂を蘇らせていくということなのだ
それをこそ
東北の神々が喜び
待ち望んでいるものなのだそうです。
一帯が古墳の丘陵のような新緑の国府跡 廃寺跡を散策し
自然の息吹の中で
土地の神々と語った一日でした。
多賀神社の前で
みんなでぱちり。
この日の瞑想会に集まったみなさんの中には
自宅や実家を流された方や
御家族をなくされた方
震災以来 職場に泊まり込んで 不眠不休で働いてこられた方
また 地域のためにできることを探し
直後から手弁当で活動しておられる方もいました。
王重さんとの時間は
私たちに大きな癒しと励ましの時間になったように思います。
王重さん
みなさん
ありがとうございました。
※王重さんは6月半ばまで日本各地で瞑想会を開いています。
お近くの方はぜひ おでかけになってみてください。