出逢い

古代ネパールと日本をつなぐ柏原「法灯まつり」で奉納演奏

関西の旅、最終日の11/15は、大阪・柏原市の観音寺で開かれた、ネパールと日本をつなぐ「柏原・法灯まつり」に参加しました。

観音寺は奈良時代にあった智識寺という大伽藍の一堂です。驚くことに智識寺には当時既に18m近い大仏が建立され、信仰を集めていたそうです。皇族も訪ねており、聖武天皇が奈良の大仏を造立するきっかけになったと思われるそうです。

この日、柏原市歴史民俗資料館の山根館長さんからお話を伺う時間があったのですが、奈良時代、すでに大阪の河内に仏教寺院が林立する地区があったことに驚きました。

今回のまつりでは、そんな歴史を持つ観音寺に、ネワール仏教(ネパールの古代密教)の行舞(チャルヤー・ヌリテャ)の世界的権威、大阿闍梨のPrajwal Ratna Vajracharya師をお迎えし、ネパールと日本の仏灯をつなぎ、平和を祈念して舞いの披露がありました。

Prajwal R Vajracharyaこと プラジャワール先生は世界で初めて海外(アメリカ)にネパール寺院を建立された方で、今回もアメリカからの来訪でした。

ネワール仏教も仏教舞踊も、私は初めて触れさせていただきましたが、プラジャワール先生の常に穏やかで静かな佇まいと舞いの美しさには、心打たれました。

まるで仏像が踊っているようでした。

その後、日本の継承者である 岡本有子先生やお弟子さんたちの、美しい舞いも見せていただきました。

午後はすてきな奉納者のみなさんと私も演奏を奉納させていただきました。

おまつりの最後はお客様や観音寺のご住職も一緒に記念写真。

ネパールの先住民俗ネワール族の人々に継承されてきた古代密教の舞いと、奈良時代以前に渡来の人々が仏教を伝え信仰されていた土地、大阪の柏原。仏教のはじまりとそれぞれの土地での信仰の広がりの形を知った一日でした。

奈良時代の関西旅の最終日。

大阪の友、尚ちゃんのご縁ですばらしい経験をさせていただきました。

プラジャワール先生は今週末、福井でも舞われるようです。詳細は

Nritya Mandala Japan  まで。

プラジャワール先生、岡本先生、ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。

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