参加企画

映画『ホピの予言』と大下大圓住職の語るスピリチュアル・ケア

昨日はせんだいメディアテークで
日本ホリスティック医学協会 仙台支部主催の『ホピの予言』の上映会&
飛騨千光寺住職で「スピリチュアル・ケアワーカー」の大下大圓師の講演会でした。
100名を超えるみなさんが来場され、関心の高さを感じました。

最後に私もちょっぴり演奏をさせていただきましたが、
大下さんの声明とのジョイントというサプライズもあって、かなりドキドキでした。

さて、みなさんはご存知でしたか?

ホピ

地下資源の豊富なホピ族やナヴァホ族の居留地から 
電力をまかなうために 石炭が掘り出され
火力発電所を経由して ロスアンゼルスやラスベガスに送られていること

採掘されたウランは 精錬され 日本を含む
国内外の原子力発電所に燃料として送られていたこと
また ここで採掘されたウランが広島長崎に投下された原子爆弾の原料になったこと

掘削鉱夫として雇われた現地のナバホの若者には被曝者が相次ぎ
製錬所のまわりに放置された放射性廃棄物のために 
川の水や大地が汚染され 放牧中の牛や馬をはじめ
生まれてくる子どもたちにも影響がでていること...。

二年前に現地を旅した私でしたが
映画を見て初めて知ったことがたくさんありました。

休憩時間に 福島からわざわざ来て下さった方と
たまたま立ち話になりました。
この映画を見て被曝の影響などにショックを受けておられないか気になったのです。

「この映画のナバホやホピの人々の体験は
 そのまま今の福島の私たちの体験だと涙がこぼれました。

 被曝のことも含め
 彼らの痛みは私たちの痛み
 彼らの声はそのまま私たちの声だと思いました。
 見に来てほんとうによかった。」

その方がそんなふうに話てくださったのを聞いて
今 福島から世界が見える と思いました。

快適さや機能、娯楽が際限なく拡大していく都市部と
自然資源だけが残る地方というアンバランス

自分たちの暮らしが 水や電気が どこからどうやってきているのか
見えなくなっていた 見なくなっていた 不自然さ

ひとや土地を痛めつけて奪う方法でなく
もっと相手を思い 敬い
その場所その場所が全体性を取り戻すような方法はないのだろうか

日本で起っていることを見つめると同時に
世界に同じように存在している構造を
見つめる時なんだと思いました。

後半の講演で大圓さんが
大事にしている言葉として紹介してくださったのが「共生」でした。
大下さんは「共生」と書いて「ともいき」と読むそうです。

共に生きるものとして
お互いの痛みに耳を傾け
奪い合いではなく分かち合いといたわりあいの中で
人と人 人と自然が 互いに敬意を払い 幸せにともいきする世界を創りだしていくこと。

私の中でとてもリンクして腑に落ちました。

ー「スピリチュアル・ケア」とは お互いに癒し癒される関係のこと。
大圓さんのお話は、今、安心や静けさをとりもどすために
力づけられるお話がいっぱいでした。

聴きたかったなあというみなさんには
御本もいっぱい書かれているのでそちらをどうぞ!
おすすめの最新刊は『いさぎよく生きる』です!!

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(2012/01/13)
大下大圓

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ブログを見て来て下さったみなさま
ゆっくりお話しできずごめんなさいでした。
おいでいただいてありがとうございました^^

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2/22(水)「新月演奏会」
  
 時 間  18:30 ~ 20:30  
 会 場  旭ヶ丘青年文化センター 和室1  
 参加費  3,500円

今月の演奏会の告知をすっかり失念していました。

2月22日は新月。
新月のエネルギーの中、クリスタルボウルの響きに包まれて静かな時を過ごしたいみなさん、
古いものをリセットしたいみなさん、新しいスタートの日にしたいというみなさん。
直前ではありますが、どうぞ横になってもいいよう、掛け物などもっておでかけください。
ご都合よろしいみなさまの おいでをお待ちしております。

( 資料の関係上、お電話かメールで事前にご予約下さい。)

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