出前活動

「松島龍神めぐり」〜祈りと音の力(まにまに2日目)

星野先達をお迎えしての春の企画、2日目は「松島龍神巡り」でした。
先達と巡り、先達と祈る松島の聖地。
遠くは東京、日立、盛岡、福島から、
松島海岸駅に集合したみなさんの表情にもわくわくがあふれてました。
前日に続き素晴らしいお天気。
松島の龍神様たちが歓迎してくださっているようで、私も嬉しくてたまりませんでした。
瑞巌寺にご挨拶したたあと、英巫さんの案内で、里を抜け山奥に鎮まる神社へ
山道を歩いていると、私は自分がどんどん元気になるのを感じます。
生き物としての感覚がからだに戻ってきて、身体中が喜び、足が勝手に進みます。
眺めるとみなさんも、最初は前や足元を見ていたのが、木にハグしたり、落ち葉の弾力を足で確かめたり、きれいな花や実に歓声をあげたり。
こどものように自然の世界に感動している姿が最高にかわいらしいのでした。
ひとつめの神社。
こちらでもみんなで祈りを捧げました。
さらに山深い場所にあるお不動様のお堂へ。
先達の法螺貝と読経が終わると、明らかに場が変わり、あたりが軽く明るくなりました。
そして清々しい一陣の風。ま
さに祈りの力を感じた瞬間でした。
一緒に祈りを捧げたみなさんも、きっと祈りの力を感じられたことでしょう。
海岸通りに戻り、お昼は二八屋さんで美味しい松島の海の幸に舌鼓。
午後は、祈りと修行の島、雄島へと向かいました。
雄島では松島の海に先達とともに祈りを捧げました。
古から多くの行者が庵を結び、世俗を離れ、祈りと行の日々を過ごした雄島。
海に祈りを捧げた後は、波音を聴きながらおのおの好きな場所で瞑想しました。
最後はみんなで草に座り、クリスタルボウルの音を聴き、トーニング。
自然との共鳴と、人と人との調和を感じたコンプリーションでした。
なんだか体も心も軽くなって、最後はみんなが先達と一緒に踊ったり笑い合ったり。
修行や祈りの場での厳粛さと、それ以外の時間の、気さくで飄々とした顔と。
思考でどちらかの自分に自分を持っていこうとするのではなく、瞬間瞬間、感じるままに、自分全面肯定で生きる先達だからこそ、こんな豊かな一日を味わわせていただけたと思います。
 
星野先達、参加してくださったみなさま、松島の神様方。
すばらしい一日をありがとうございました。
RELATED POST